広島市を訪問中の秋篠宮妃紀子さまと次女佳子さまは11日、平和記念公園にある原爆慰霊碑に供花し、戦後80年の節目に犠牲者を悼まれた。原爆養護ホーム「舟入むつみ園」も訪れ、入所する79〜101歳の被爆者約40人と懇談した。
紀子さまと佳子さまは原爆慰霊碑に供花後、広島で被爆し、白血病により12歳で亡くなった佐々木禎子さんをモデルにした「原爆の子の像」と、各地から届けられた千羽鶴を見て回った。
舟入むつみ園では一緒に折り紙を楽しみ、園が取り組む小中高生向けの平和学習について説明を受けた。佳子さまは「暑い日が続いているので、体に気を付けてください」と気遣った。