陸上男子棒高跳びの世界記録保持者、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)が14日、オンラインで取材に応じ、来月の世界選手権東京大会を前に「観客の前で跳べることにとてもわくわくしている」と意気込みを口にした。

 無観客で行われた2021年の東京五輪では、当時の世界記録を更新できなかったが「東京に戻ってこられてうれしい。今回は大勢の観客が背中を押してくれると思う」と明るい表情で話した。

 12日に6メートル29をマークし、自身13度目の世界記録更新。セルゲイ・ブブカ(ウクライナ)の17度にも近づいている。現在無敵の王者は「必ず記録を追い越せる自信がある。気にしていない」と語った。(共同)