米半導体大手インテルのロゴ=2024年1月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は14日、トランプ米政権が経営難の米半導体大手インテルへの出資を検討していると報じた。オハイオ州で計画中の半導体工場建設を支援し、国内の生産拡大を後押しする狙い。出資規模は明らかになっていない。報道を受け、インテルの株価は前日終値比で7%超上昇した。

 トランプ大統領とインテルのリップブー・タン最高経営責任者(CEO)が11日に会談し、米政府が資金を拠出する案が話し合われた。詳細は調整中で、流動的な面が残っているという。トランプ氏は11日の会談後、交流サイト(SNS)に「タン氏と閣僚が今後1週間協議し、提案を私に届ける」と投稿していた。