-昨年を振り返って。
当法人創設者の父・位田守也は今も現役ですが、元気なうちに世代交代をという考えが一致し、昨年1月から私が代表を務めています。昨年は、2023年秋に始まったインボイス制度への対応や、代表としての慣れない業務に追われましたが、2人の女性税理士をはじめ多くのスタッフのサポートを受けながら駆け抜けた1年でした。
-税理士法人IDAの強みは。
税理士の業務は、訪問や打ち合わせを重ねる中で数字に込められた思いに気付き、最良の形を提案していくことに付加価値があると考えています。個人・法人を問わずお客さまには目先の節税ありきではなく長期的な視野を持ってアドバイスしながら伴走支援をしています。
また、お客さまを招いて行っている位田経営研究会の新年会や取引先の若手経営者を集めた、年数回の飛翔会開催にも手応えを感じています。参加者同士の結び付きが生まれる貴重な機会となっていますので、地域経済の活性化のためにも今後も続けていきたいです。このほか、中国では現地スタッフが活躍しており、中国市場での経営・会計についての総合マネジメントも、国際化の時代、当事務所の強みとなっています。
-今年の抱負を。
税制改正などの法改正は毎年のようにあり、国際情勢や政治的環境は目まぐるしく変化するため、常に知識のアップデートは必須です。オンラインや勉強会で学べる環境づくりにより一層注力することで、事業承継や相続対策などの社会的課題にも取り組んでいきます。
さらには社会全体が多様化する中で、男性中心の業界において女性の地位向上、さらに若い力の育成も大切。より活気ある事務所として躍進し、お客さまへの安心の提供と持続的な成長につなげていきます。
