校歌を斉唱する児童生徒=揖斐川町坂内広瀬、坂内小中学校
閉校を記念して建てられた記念碑=同町坂内広瀬、坂内交流センター
閉校記念作品を披露する児童生徒=揖斐川町坂内広瀬、坂内小中学校

 本年度で閉校する岐阜県揖斐川町坂内広瀬の坂内小中学校で12日、閉校式があり、児童生徒や地域住民ら約100人が親しんだ学びやに別れを告げた。

 旧坂内村地域唯一の学校に当たる同校は児童、生徒数の減少が続き、本年度の在籍は計4人。保護者の要望などから148年の歴史に幕を閉じ、来年度から同町北方の北方小学校と北和中学校に移る。

 式典は、子どもたちによる同校伝統の太鼓の演奏で幕開け。児童生徒を代表して中学3年の女子生徒(15)が「先生や年の離れた小学生と近い距離で話せる温かさが他の学校と違う良さで、私の好きなところだった。坂内小中学校で学んだことを誇りに頑張りたい」と決意を述べた。

 教員らを交えた合唱の後、閉校記念の作品として児童生徒らの手形を花に見立て、同校の歴史を書き添えて描かれた桜の木の巨大な絵画が披露された。校歌の斉唱を終えると、最後は壇上に飾られていた校旗を児童生徒全員で返納した。

 式典と合わせて同校付近の坂内交流センターでは閉校記念事業が行われ、児童生徒らも参加して敷地内に設置される記念碑の除幕や植樹が行われた。