ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比91・90ドル安の4万2427・74ドルで取引を終えた。米雇用の伸び鈍化を警戒した売り注文が優勢だった。

 朝方発表された米雇用関連の統計は、市場予想を下回った。連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待から買いが先行したものの、その後売り優勢に転じた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、61・53ポイント高の1万9460・49だった。

 個別銘柄では、石油のシェブロン、通信のベライゾン・コミュニケーションズの下落が目立った。ITのアマゾン・コムは買われた。