9日に公開されたロシア国営メディア「RT」の番組で、インタビューに答えるメジンスキー大統領補佐官(右)(RT提供・共同)

 【モスクワ共同】ロシアのメジンスキー大統領補佐官はロシア国営メディア「RT」が9日報じたインタビューで、ウクライナが決断していれば、ロシアの侵攻開始から4日後の2022年2月28日に行われた1回目の直接交渉で、現在の提示よりも柔軟な条件で和平条約を締結できたと主張した。

 メジンスキー氏によると、22年2月段階のロシアの和平条件はウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟断念やウクライナ領内の外国軍基地の設置断念、クリミア半島のロシア領承認などだった。