―昨年6月、理事長に就任しました。
生協を頼りにして下さる方を、誰一人として取り残さないような事業や活動を継続していくことの重要性を強く感じています。私たち自身の力をつけながら、地域の皆さんにお役立ちできる事業を広げていきたいです。
―その中、昨年は創立25周年でした。
「25年の感謝と、笑顔でずっとそばに」をメッセージに発信し続け、自治体や地域で活動するさまざまな皆さんとご一緒に多彩な活動を展開しました。
―地域との連携や事業を通じた子育て応援について。
安心して子育てできる環境づくりを自治体と連携して進めています。美濃加茂市に続き、恵那市ともベビー用品のお届けと見守り事業を受託させていただき、コープぎふの職員が見守り支援員としてベビー用品をお届けしながら見守りを行っています。また共済事業では、これまでは、生まれつき障がいのあるケースや持病のある子どもが生まれた場合、保障に備えることが難しいのが実状でしたが、お誕生前(妊娠22週未満)に申し込みすれば、出生日から保障できるようになりました。
―ブランディングで認知拡大を。
若い世代にもっと生協の宅配を知っていただくために、宅配事業のブランディングに着手しました。新しい名称やロゴデザインを検討しています。店舗事業では、11月末に芥見店がリニューアルオープンしました。この地にコープぎふのお店があって良かったと言っていただけるように、改善を継続しながら、今後も店舗事業の強化を図っていきます。
―新年の抱負を。
2030年に具体的になっていたい姿を示したスケッチに課題を可視化しながら具体化の準備をすすめてきました。25年は次のステップ、具体化・実践につなげる年です。しっかり土台を築き、一つ一つのテーマを実現に近づけていきたいです。